消えてゆく

▼ 2011/06/06 16:15
久しぶりに先生の夢をみたので。

りんのすけは先生の会社まで自転車に乗り深夜0時に迎えに行く。

途中、病院の駐車場に自転車を停めると○○がいた。少し喋り病院のトイレに立ち寄った。
外は真っ暗だが蛍光灯の明かりが印象的であった。
会社に到着しそのままりんのすけの友達宅5人ぐらいで飲み会をした。 先生は酔い朝遅刻をさせてはならぬと明るくなる前に帰ることにした。
先生が自転車に乗り、 りんのすけは徒歩だった。
帰り道、
深夜の国道では道路工事が行われており深夜だというのに車両のライトで何度も目がくらんだ。

工事中の細いトンネルを出た瞬間、
先生は一気に酔いが回ったのか自転車に乗ったまま左側に転倒した。

ゴンッと頭を打った音が聞こえた。
足下は暗くよく見えないが先生の名を呼び何度も繰り返していたら先生は小さくなっていった。

手に取ると1本の煙草に変わっていた。
が、この煙草は折れていながらも灯すぐらいの火が点いていた。

火が消える前に折れたのをくっつけてあげなければと思ったりんのすけ。
火が消えないように息を吹きかけ温めていた。
願い虚しく火は消えてしまったが煙草は繋がっていた。

その煙草になった先生を握り少し歩いて手の中を見たら、

真っ黒いブロッコリーのように変化していた。


その時である。


真っ黒い塊が喋った。


家まで送って、
こんな小さくなったら鍵も開けられないよ。と。

先生の大きな声だった。



ならばりんのすけのキーホルダーになればいいじゃん。と、
言ったところで目が覚めた。