しつけのお話(アメブロより)

2012/03/13 18:52
この本はタイトルどおりに進んでゆくお話ですが88頁に「つきたての餅」になぞらえての文章があります。子どもが受ける影響についてですが周りの働きかけ次第でどの様にもなるという反面、一度固まってしまうとどうにもならないという警告です。
「しつけ」の語源に「おしつけ」の意味と「しつづける」といった意味があるそうです。おしつけという言葉はいかんせん嫌な言葉です。何故ならばわたくし自身、小学生の頃より嫌々と書道を習わせられ中学生の頃にはフロイトを読むほどにひねくれて育ってしまいました。高校生になればドラマよろしくぐれながらニーチェを読む人間になってしまいました。
そこで修正がきかないものかとこの本を読んでみたのですが根底は変わらない、むしろ脳内にちゃんと刷り込まれてしまっているようです。
現代の科学においても6歳から8歳で性格は固定されると言われております。ならば俗に言う頑固親父とは子どもの頃より頑固、つまり子ども頑固だったのでしょうかね。このちびっこギャング的な言葉はきっとその子の父親がおしつけをしつづけたのか、はたまた我慢をさせ続けたものか結果次第で頑固も悪くはないのかと思いますが、頑固な上司の下で働く部下は出世しないというデータがあります。
しつけとは愛情をもって手本を見せてあげるのが良いのでしょうね。
幼少期の人間は言葉で表現できないので動きで表現します。
例えば美味しいものを食べた時に毎度同じ動作で表現するというもの。それを親が真似をすると子どもは伝わった喜びを得るという単純かつ難しい作業です。
その他、子どもの絵の心理学という面白い本もありますが暇な方は読んでみて下さい。
フェイスブックに投稿したものをアメブロ用に投稿してあります。