穏やかに暮らしたい

29日の忘年会の頃には両目の視力が弱まり目が見えにくくなった。顔面や目の奥もビリビリブルブルとしているので涙も出てくる。昨日に至っては全身の痛みがマックスで2回気絶をしている。気絶の後うっすらと目を開けると亡くなった母が名前を呼び手を差し伸べてきた。わたくしは不随意で固まった腕をなんとか伸ばし母の指先を握った。細く温かく懐かしさと同時に手を引っ張られた。正直、連れて行かれると思い手を振り払った途端に横臥をしていた体がルーレットの様に高速で回転をする感覚に襲われた。これは夏に1度経験をしているのだがあまりの高速の感覚に恐怖で心拍数が上がる。物凄い緊張感である。今日も痛みが強く不随意で全身が千切れそうに左肩はバキバキと動くので嫌な痛みである。ビリビリブルブルに冷感を伴っているので寒さもある。それでも買い物に行ってきた。ラビットファーのコートにチンピラみたいなサングラスをかけてCA4LAのハットを被り。車椅子の父に会いに行こうかと思ったが痙性が強い状態を見せたくはないので減断薬1年5ヶ月の間は会いに行っていないがクリスマスにアイパッチに杖を持ちツイードのコートを着てウイングチップのシューズを履きモデルガンの銃口を向けた写真を送った。父は言った。イタリアのマフィアみたいだと。こうして大晦日だというのに吐き気もあるがなんとか1年耐えてきた。また1年また1年と過ごしてゆく。明けない夜はなく止まない雨もない。泣いても必ずや泣き止む。ならば笑って過ごしたい。また来年度も宜しくお願い致します。皆様に幸あれです。