未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ

年末からの強い痛みが今日も続いている。昨年まで言っていた痛みマックスをさらに超える痛みを痛感している。左首はかなりな力で突っ張り左リンパに継続的な痛み、顔面もむくみ左目からは涙が出てくる。鼻も常に動いているので吹き出物が出てくる。全身くまなく低周波治療器の揉む叩く等のコースを強く当てられている様な状態である。特に首、肩、鎖骨、腕、手首の骨がバキバキと音を立て不随意をする。筋肉はありとあらゆる方向にビリビリブルブルと引っ張られ凄い痛みである。今朝は起き上がって歩ける様になるまで5時間はかかっている。不随意で全身が持っていかれるので危ないのだ。それでも元気なのだから痛みが強いなんて思えないと言われる。未年のわたくしは忍耐強いのですよ。ましてや一人っ子なのでいつも一人でやってくるしかないというのが原体験としてある。しかも未年は群れで生活をするので個人主義は苦手というがわたくしは盛り上げる時には全力だが一人が好きで仕事もわりと一人で任される事や教える方が向いていると言われる事が多かったので未年で一括りにはしたくはない。しかしながらあまりの全身の騒ぎに申酉騒ぐが頭をかすめたがそれを気にしていると固定された思考になるので考えない様にする。これはその日をどう生きるのか。というお付き合いをしていた方の死、母親の死、友人の死、パニック発作で死への恐怖を経験し現在に至る。本来、死に恐怖はあってはならない。種から芽が出、息吹、幹が枯れ変わりゆく景色を眺め眺められ静かに逝く。わたくしが趣味で行っていたレザークラフトのブランド名casanova(カザノヴァ)のサインマークは蓮の花である。子どもの頃より曾祖母に連れられお寺の説法を聞きに行っていた。そこでお釈迦様の蓮の花に魅せられ母親代わりであった祖母と歩いた帰り道に、見てごらん、三日月だよ。と、二人で見上げた夜空が今でもわたくしの心に沁みついている。泥水の中で綺麗な花を浮かべる蓮、花言葉の離れゆく愛。儚い三日月。想い出にはしたくない事が想い出になって。それは少しの後悔があるのだと思う。後悔先に立たずであるから後悔の無い一年にしたいと思う。