記録

先生が面接に行った時の話である。
スタッフの反対を押しきって面接をしてくれた女社長の印象である。
先生いわく君に物凄く似ていたと。雰囲気と考え方、それと変なイントネーション。君単体で似ている。
そんな女は上司としてはOKだがプライベートでは強烈すぎると言った。
面接の最中では君にダメだしを受けている感じがしてなんか変な感覚を味わったとか。
イントネーションでは一瞬笑ってしまうところだった。 もう1人のりんのすけ先生がって感じ。
感覚を重視する経営方針であるというのも君に志向が近いかも。

ちなみに先生は分析タイプなのだがポジティブ感が感じられない。と、交通費三千五百円で、社長の時給換算で約三万円。
四万五千円の講義を聴いてきた。説教コース。と、言った。

会社には落ちたが先生と二人で笑った。


【細胞】
人類の祖先は魚だと思っている。これは女性に卵子があるということからだ。先生に教わったのは、原始の海。
地球に生命が誕生することになる時代の最初の海。この原始の海の物理的構成要素と妊娠している女性の羊水、この水はほとんど構成要素が同じだという。
つまり原始の海で地球上に初めて生命が誕生したのと同じ環境で人間も母親の原始の海から誕生するんだよ。
と、先生は教えてくれた。
羊水についてわたくしが知っていることは、羊水は甘味があるという話。だから子どもは甘いものを好むというものだ。逆に母体にストレスがかかると苦味を帯びる。

しかしながら人間は海同様に塩分が必要だ。
これはやはり原始の海から誕生したなごりなのかもしれない。
水でいえば鬱病患者等は水を好むらしい。
だから水の事故が起きるとも言える。

先生が沖縄に行きたいと言ったのは原始の海に戻りたいからなのかもしれない。