昨日は同級生に会ったり色々な人にあった。
早朝四時に布団に入った。色々なことを考えていた。少し眠りに入ると誰かに追いかけられる夢をみた。
映画のワンシーンのように幾度となく暗闇が押し寄せてきた。そのたびに自分の耳に聞こえるぐらいの脈拍を打っていた。
最後に覚えている夢は同級生と同じ学校から同じ職場で働く夢であった。これは仲が良かった同級生が亡くならなければ先生がやりたかったことである。

一時間おきの頻脈。

先生は眠剤を服用するようになる前には一時間も眠れないと言った。
人間の脈拍というのは一生でだいたい同じ回数を限度としているようだ。ならばわたくしのように頻脈や不整脈は通常の人より寿命は短いですよ、脈が遅すぎるのも問題ですが。と、あっさり言われたことがあった。

先生に、追いつけない。と、言ったことがあったが先生が進んでいる時間は明らかに速いのであろう。

俺が追い越せないぐらい君は生きるのだ。

どちらにせよ、
止まってしまえばたった一人である。