光灯夜

バレンタインですね。わたくしは義理チョコはおろか本命にもバレンタインデーは致しません。そんなわたくしは前日に氷灯夜があるという情報を聞きつけます。国道沿いでは運転をしながら見たことがありました。単なるアイスキャンドルだろ?と。ほんなら花火があると。何!?花火!?そりゃ、DQNのわたくし光に集まる習性があります。しかしながら眩しい所が苦手という難しい網膜であります。5千個のアイスキャンドル。色つきアイスキャンドルの彩凛華のほうが綺麗に決まっていますがカメラの充電やら暖気スタイルを用意しました。到着から6時間は時間があったのでホームセンターでトイプードルをカートに乗せたおじいさんとラヴを交わします。微笑ましくわたくしはトイプードルをじっと見ているとおじいさんと目が合った刹那、おじいさんも微笑ましい顔でわたくしにカートに乗せたトイプードルを差し出してきました。カートに愛犬を乗せたおじいさんがゆっくりと近寄ってきます。脳内では、見つめ合ーう〜視線の先にはトイプゥ〜。手を出してくれたので真っ黒いトイプゥと握手を交わしました。なんだか変なニオイがして気になるとおじいさんは乾燥梅とやらのパッケージ開いたままを持参しておりました。ええ、わたくし梅干しが苦手なのですよ。その後、宴会だぞ!おい!と、街中に入るも交通規制です。お祭り気分です。居酒屋にてこれでもかと食べましてね、花火は車中で見るのかと思っていましたら現場までここから歩いて行くと。白目〜無理〜。警報が出ているほどの暴風、行ってやるよ!なめてかかっていたのでイヤーマフ無し。花火が始まる。急ぐが風が強すぎて息ができない。木で見えない(天ぷら食べなきゃ良かったよ…胸やけ
花火の真下で震えながらカメラを持つも腕がもう無理だ!その後、光灯を見に行くと混雑混雑。写真を撮ってもらおうとするとみんな同じ方向を向いているので全員が写ってしまう。わたくしはカップルにお先にどうぞどうぞと譲っているうちにもういい帰ろう。耳がちぎれそうだよ。感想としては支笏湖の氷濤まつりぐらいの規模じゃないと満足しませんね。寒さと暴風で絶命しかけていたわたくしは道行くカップルを見て、寒くても2人の炎は燃えているから温かいんだから。と、意味不明なことを言った記憶があります。これが末期の言葉だとしたら誰もが凍りつくでしょう。わたくし超クールですからね。特にオチもなく記念までに書いておきました。