窓際のメガネとMさん

個人情報なので詳細は言えないが他人の手続き代行業務をたびたび頼まれる。ちょっとしたトラブルにより小樽の保険事務所に書類が戻ってしまった。窓口は3時までだがMさんを訪ねに行くと来客中です。アポはありますか?いいえ。待ちますか?(当たり前だろ)待ちます。待っていると窓際の男性がわたくしに応対してきた。Mさんを待っているのに何しゃしゃってんだよ!と、状況をいちから説明、その後しゃしゃったメガネが小樽に確認の電話をとった。4人がかりでてんやわんやと書類をさばき記入していた頃にMさんが会議室から出てくるなり物々しい雰囲気を察しメガネに歩みよった。書類を見るなりメガネから書類を奪ってわたくしの所に来た。どうやらMさんより年上の後輩のようでMさんは言った。明日まで!ええっ!?明日!?メガネはマスオさんのように叫ぶと小樽には確認をとりました。だから何してんだよ!Mさんかっけぇ!メガネは慌てふためきコピーをしていないがためにMさんに怒られていた。そうしてわたくしとぴったり寄り添うMさんをちら見したメガネは汗を拭いていた。わたくしはオーラ満開で手続きをしてきた。以前トラブった担当はわたくしを見るなり赤い顔で逃げた。わたくしは思ったメガネはずっと窓際なのだと。