最終回にして続編の恐れがある 断薬28日目

2007年11月12日 月曜日
わたくしは会社で突然呼吸困難に陥った。病院に運ばれるも原因不明だと言う。その4日後までにも息苦しくまた病院に行くと過換気ではないか?と、医師にも分からず薬の服用は無かった。

2008年3月11日
息苦しい症状は改善されず別の病院に行き自ら安定剤を指定したった5日分を貰った。その間はなんとなく良いが何かが違うと3月24日、別の病院に行った。朝夕の薬でも改善されず4月12日には朝昼夕と頓服を処方された。4月26日、上記の他に悪名名高い薬が夕方に追加された。パニック症と認定。
2009年2月14日
薬の副作用で毎日反芻するような吐き気に吐き気止めが追加された。この頃には広場恐怖症と外食恐怖症、嘔吐恐怖症を発症していた。人の車の助手席に乗っていると発作を起こすのでシートを倒して仰向けで目を瞑り耐えていた。買い物も怖かった。
2011年10月8日
夕方の薬だけになったが朝昼夕の薬の離脱症状により半年間めまいや視界がピンク色になるなどニューワールドを経験した。
2015年5月9日
半分に減薬。ふらつきや異常な寒気と吐き気。
5月25日
左眉の痙攣が1週間、左腕の痛みに喉がくっつくほどの喉の渇き。
6月14日そのまた半分。上記の症状に顔全体の痺れ。
7月12日 断薬。左腕の痛み左顔面の痺れ。その後、息苦しさや動悸、心臓の痛み。右脳の痛みは和らぎ皮膚表面にチリチリとした痛み。
7月21日 食後の動悸が軽くなる。26日 夕方突然の寒気と息苦しさ猛烈な吐き気に襲われる。29日 ふらつきが軽減される。
車の助手席で普通に座っていられるようになったのは確か3月頃だと思う。
軽いふらつきと左顔面の痺れ、時折心臓の痛み左腕の痛みを残して2015年8月8日 クリニック終了。短期間でよく頑張ったね!凄い!とまぁ、おだてられているのだなと思った矢先、先生の目が赤く潤んだ。ヤバい、もらい泣きしそう、慌ててマスクを取り、お世話になりました、ありがとうございます。と、診察室を慌てて出た。涙を堪えいざ会計へ。次の予約はどうなさいますか?いいえしません。と、笑顔で伝え帰り際に受付と会計の女性にお世話になりました。と、挨拶をすると、そんなことないですよ。と、彼女達の目が一瞬にして潤んだのでわたくしはありがとうございます。と、クリニックを慌てて出た。そして解放された喜び、つらくて無くしてきたもの得たもの総ての感情が入り交じりエレベーターの前で遂には涙が溢れた。
これで良かったのだと思うようにしている。