断薬120日目

全身の不随意運動で身体中が痛い。足の裏までビリビリとしている。腰の周りは勝手に断続的に引きつり腕もそうである。この減薬断薬期間において1度だけジストニアの症状が出た。左腕が外側に回り込み背中側に有り得ない方向で引きつった。完全に神経が切れると思った。日常的には毎日料理をしているが真っ直ぐに立っていられないのと踵が痛い。腕の痙攣により例えば粉物の様なふりかけ的な物はぶちまけるので本当に疲れる。この期間中に強い不随意運動は3度あったが今日は気圧の関係か酷かった。お箸でご飯を掴めない掴んだとしても痙攣で落としてしまう。スプーンに持ち替えるも同じであった。流石に心が折れた。ひとりで食事も出来なくなるのかと。そこでパーキンソン患者のスプーンを検索するも高額であった。車椅子の父上の手帳を使えば少しは価格が落ちるのだが父上に心配はかけたくはない。そこで原点にわたくしは戻った。スプーンでも食事を落としてしまうのならフォークに刺さっていればなんとか口に運べる、そしてお米はおむすびにしてしまえば良いのだと。汁物は引きつりのタイミングを見計らって口に運べば良いと。苦労が絶えないが人生なんて苦労をした者が勝ちである。